Excel で時間や日や月の足し算や引き算をするには?
Excel で日時の計算ができる。
2011年12月31日に1日足すと2012年1月1日になる。
時分秒の計算もできる。59秒に12秒足すと1分11秒になるし。
でも、秒以下(例えば、580ミリ秒+350ミリ秒など)の計算はどうやるんだろうと思って、調べて、考えてみた。
まず、Excel で日時をどう管理しているかを知る必要がある。
Macintosh の Excel では、日時を 1904年1月1日(0時0分0秒)を基準日(0)として、1日経過するごとに1増える数値(シリアル値)で表現している。0.5だと1904年1月1日(12時0分0秒)ということになる。
さて、0.58秒(580ミリ秒)は、シリアル値で表現するとどうなるか?1秒は1/(24*60*60)なので、580ミリ秒は580/(24*60*60*1000)となる。
ところで、なぜ、このことを調べたのかというと、去年の年末(2011年12月30日)に日本テレビで「日本NO.1の頭脳王!大決定戦!!」という番組で、次のような問題が出題されていて、これの答を Excel で計算させてみたくなったからだ。
問題:「100メートルを9.58秒で走るボルト選手がそのままの速度でフルマラソン (42.195km) 走ったらどのくらいの時間がかかるか?100分の1秒まで求めなさい。」(文言がこの通りじゃなかったかも)
答を求めるには、Excel のセルに =9.58/(24*60*60)*42.195*10 と入力して、セルの書式の表現形式をユーザー定義で h:mm:ss.00 にすれば良い。
1日は24*60*60=86400秒 1km は 100メートルの10倍。
h:mm:ss.00 はシリアル値を時分秒秒の小数部分で表示させる設定。詳しくは、Excel のヘルプで「ユーザー定義の表示形式について」などの項目を見てほしい。
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