Kindle DX Graphite のファームウエアは、2.5.5
このハックを適用すると自分の好きなフォントにかえられるようになる。
日本語を表示するための unicode なフォントのファイルを用意する必要がある。
unicode な ttf フォントファイルとして、上述のサイトでは osaka.unicode.ttf.bz2 (http://osakattf.hp.infoseek.co.jp/) を使っていた。このファイルを解凍してでてくる osaka.unicode.ttf を以下の12のファイル名でコピーを作り、所定の場所に置いた上で、リスタートすれば、置き換えたフォントで表示される。
Mono_Bold.ttf
Mono_BoldItalic.ttf
Mono_Italic.ttf
Mono_Regular.ttf
Sans_Bold.ttf
Sans_BoldItalic.ttf
Sans_Italic.ttf
Sans_Regular.ttf
Serif_Bold.ttf
Serif_BoldItalic.ttf
Serif_Italic.ttf
Serif_Regular.ttf
この Osaka なフォントファイルの場合、同じフォントをただ、12ファイルにリネームしただけなので、イタリックやボールドのはずの部分が普通の字体で表示される。
おおもとの記事では、いくつかのフォントファイルが置いてある。DroidSansFallbackを試してみたところ、一応、日本語のファイルが表示できた。でも、このファイルたちでも、イタリックやボールドについては、Osaka なファイルと状況は変わらず。
で、Y.OzFont TTCパックの中から、YOzFontEF90 の Regular, Italic, Bold, BoldItalic を取り出して、Serif なファイルと置き換えた。
めでたしめでたし。
ところで、ttc なファイルから ttf を取り出す方法だが、それ用のソフト BREAKTTC.EXE (http://www.xlsoft.com/jp/products/indigorose/files/ttsdk.zip の中)というものがある。使い方等は、コチラのサイト(「日本語フォントの使用」)を見てほしい。
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コメント
こんにちは
私もKindle DXgで日本語化に挑戦してみようと
思うのですが、「こちらの記事」の手順が
気になります。
「update_fonts_3.5.N_dxg_install.bin」と
「update_jailbreak_dxg_install.bin」が
「おおもとの記事」とは逆になっているようです。
どちらの手順で成功されましたでしょうか?
ハックなので慎重を期したいので、成功された
ほんまさんのブログに投稿させて頂きました。
投稿: kinasan | 2010/08/13 16:00
kinasan さん、こんにちは、ほんまたけるです。
コメントいただいたのに、お返事をするのがおそくなり、ごめんなさい。
さて、お尋ねの件ですが、確かにご指摘の通りですね。
kinasan さんのように慎重を期す生き方、大賛成です。
web 上の情報は、できるだけ、「おおもと」を探して、そこの記事を参考にするのが良いのではないかと常々思っています。あ、これは、web 上の情報だけに限りませんね。どんな情報も、できるだけ、オリジナルに近づくことが大事でしょうね。
ということで、「どちらの手順で成功されましたでしょうか?」という質問には、「おおもとの記事の手順」とお答えすることになります。
関係ないですが(いや、おおもとが大事という意味じゃ、関係ありますね)、8月30日に取り上げた Spring Design という会社の Alex (DSW-10) という Android なマシンについても、Impress Watch の記事(http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/i/hotline/20100828/ni_calex.html)では、「ページ切り替えで7,500時間」なんで、「驚異的」な数値が見えるのですが、これも、おおもとを調べれば、7,500 electronic page turns というあたりまえの数値の取り違えと気づきます。
では、
ほんまたける
投稿: ほんまたける | 2010/08/31 21:10