MacOSX: Automator で辞書引き
MacPeople の 2009年10月号の「Mac OS X 基礎講座」で Automator を取り上げていた。いろいろ書いてあったが、特に辞書引きについて、ちょっとメモしておく。
Mac OS X には、いろいろ便利なソフトがついてくる。その意味でとっても安いと思う。
例えば、辞書.app。New Oxford American Dictionary、Oxford American Writer's Thesaurus、プログレッシブ英和・和英辞典、大辞泉、類語例解辞典、Apple用語辞典の他、ネットにつながっていれば、Wikipedia も検索できる。これらの辞書は、Spotlight からも引けるので、なんか単語が調べたくなったら、Spotlight メニューのショートカットキー(ディフォルトではControl+スペースキー)を使って、辞書にアクセスできる。また、アプリケーションにもよるが、辞書のショートカットキー(Control+Command+D)が使えることもある。
というわけで、この辞書.app は、これだけで十分便利なのだが、Automator を組み合わせて使うと、さらに便利かも。
Automator 繰り返しの多い定型の作業を自動化するためのソフト。Automator では、定形作業を「アクション」と呼ばれる細かいステップに分け、アクションを組み合わせて、「ワークフロー」と呼ばれる定型作業を作成する。
「Mac OS X 基礎講座」では、Automator を用いて、「辞書で検索した言葉の意味を自動でテキスト化」する方法が書いてあった。これは、単語の入力を求めるダイアログを表示して、「単語の定義を獲得」し、さらに「クリップボードにコピー」した上で、「新規テキストエディット書類」を作成、そして、コピーしてある単語の定義を貼付けるというもの。この新規このワークフローをアプリケーションとして保存しておけば、辞書を引いて、単語の定義を調べ、その結果をテキストエディット書類として保存できるというわけ。詳しいことは記事を見てほしい。
上のワークフロー、確かに便利なのだが、単語を調べるたびに新規の文書ができてしまうというのがちょっと難点。さらに、いうと、できれば、単語をリストしておいて、次々に自動的に辞書引きしてほしい。そこで、そういうワークフローをなんとか作ってみた。
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