WAになっておどろう
むすこの保育園で、訳あってV6の「WAになっておどろう」を保護者がみんなで歌う企画が進んでいる。
で、子供たちも練習というか口遊んだりしている。ここにも minimal word effect を見つけた。
あまり短い単語は、自然言語の単語としてはありえないということ。
「わ」(輪)という語は、1音節で1モーラ。これは、短すぎるわけだ。
で、子供たち(3歳児あたり)は、「輪になっておどろう」を「ワニ、なっておどろう」と
解析してしまう。日本語では、よく助詞が落ちるから、例えば、「ウサギさん(の役)になって」の意味で「うさぎさんなって」のような言い方ができるということを踏まえれば、「わになって」を「輪になって」ではなく、「ワニ、なって」と考えるのは、無理なことではない。
類例で、有名なのは、「かにさされた」(蚊に刺された)と言うべきところを「かににさされた」と言うとか、「血が出た」を「ちががでた」と言ったりするということがある。
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