全国大阪弁普及協会
うーむ、下のページの中で、「音節」と「拍」の理解が普通の言語学者のそれとかなり違う。っていうか、自己矛盾もある。
たとえば、「いきまんねん」は、「6音節、4拍」としているのだが、これは、「4音節、6拍」とするのが、普通だ。おそらく、音節と拍を逆に理解しているのだろう。しかし、それだけではなく、たとえば、さらに、「すっきゃねん」の「すっ」の部分を「1音節、1拍」としているのに、「こったっさ」の「こっ」は、「2音節、1拍」だとしているので、何か混乱している。もしかして、「すっきゃねん」の「すっ」は、「こったっさ」の「こっ」より、音韻論的もしくは音声学的に短いと主張しているのだろうか?
その他いろいろ疑問な記述もある。音声学、音韻論の知識が十分でないようだ。しらせてあげようかどうしようか。
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